生まれ変わる「非日常空間」 再開発の球場跡地、さりげなく残る“思い出” (5/5ページ)

2014.10.5 17:12

大型商業施設として再開発が進む日本生命球場跡地=9月14日午後3時45分ごろ、大阪市中央区(西川博明撮影)

大型商業施設として再開発が進む日本生命球場跡地=9月14日午後3時45分ごろ、大阪市中央区(西川博明撮影)【拡大】

 なんばパークスでは、2階通路の一角に、大阪スタヂアムのホームベースとピッチャープレートがあった同じ位置に記念プレートが埋め込まれているほか、9階の「南海ホークスメモリアルギャラリー」で、ホークスの歴史を振り返ることができる。

 阪急西宮ガーデンズでも「阪急西宮ギャラリー」で世界の盗塁王、福本豊らが活躍した阪急ブレーブスの歴史などを映像や展示物を交えて紹介している。

 藤井寺球場跡地には「市民に親しまれた球場の記憶を次の世代に伝える」(近鉄)として、野球少年のブロンズ像が記念モニュメントとして設置された。

 そして日生球場跡地で建設中の大型商業施設。東急不動産は今年8月、「もりのみやキューズモールBASE(ベース)」と命名すると発表した。球場の記憶を継承するという開発テーマがあり、「ベース」(塁)は球場があったことにちなんだという。施設の外観デザインなども球場のイメージを取り入れる方向で検討が進んでいるといい、どんなデザインになるか期待が高まっている。

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