生まれ変わる「非日常空間」 再開発の球場跡地、さりげなく残る“思い出” (2/5ページ)

2014.10.5 17:12

大型商業施設として再開発が進む日本生命球場跡地=9月14日午後3時45分ごろ、大阪市中央区(西川博明撮影)

大型商業施設として再開発が進む日本生命球場跡地=9月14日午後3時45分ごろ、大阪市中央区(西川博明撮影)【拡大】

 ただ、17年を経たいま、ゼネコン大手の竹中工務店による建物の建設工事が進められている。昨年2月、球場跡地を保有する日生が「商業施設として活用することで大阪の地域活性化に役立ちたい」として、東急不動産と事業用定期借地権を設定し、大型商業施設の再開発で合意したことで事業が動き出した。

 「何としても来年のゴールデンウィーク(GW)前には開業させたい」

 東急不動産の関係者がそう意気込む大型商業施設は地上3階建ての建物で、延べ床面積が約2万5千平方メートル。「周辺には大阪城公園もあり、ジョギングを楽しむ市民らの利用を想定した施設としたい」(関係者)との構想で、東急不動産グループが運営するジム「東急スポーツオアシス」を核に飲食・衣料など約50のテナントが出店する。

 球場跡の敷地内には大型商業施設に隣接する形で、食品スーパー大手のライフや家電量販大手のエディオンが出店する計画だ。

プロ野球の公式戦で使われなくなった4カ所の球場は次々と閉鎖されていった

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