日本テレビ放送網と住友商事は12日、マレーシアの大手メディアグループのメディアプリマ傘下企業と共同で日本の各地を紹介する鉄道旅行番組を制作し、来年1月からマレーシアの地上波で放送すると発表した。アジアに日本のコンテンツを輸出しようと官民で設立した放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)の取り組みの一環。今後、BEAJ参加企業が順次、アジア展開を進める。
マレーシアで人気鉄道紀行番組を制作した番組制作会社と日本の鉄道旅番組の草分けで長寿番組の「ぶらり途中下車の旅」を放映する日本テレビがタッグを組み、旅での体験を通じて日本の魅力を現地で放送する。
番組のホスト役にマレーシアの人気タレントを起用し、北海道や九州、東京の秋葉原のメイドカフェやスポーツ観戦などひと味違った観光名所や食文化、日本の技術、製品もPRする。世界に冠たる技術である新幹線や安心・安全の鉄道技術も番組でPRする。