増田祐治常務執行役 「来年7月までに新潟総支社を設立し、私が本日付で設立担当に就任する。新潟全域への情報発信も強化していく」
株主 「東北出身の知人が、婿殿が東電社員であることを隠していた。真摯に福島を救済するのであれば、社員に希望持たせることは大切だ」
広瀬社長 「東電の将来にむけて使命感を持ってもらうのは私の課題だ。以前なら、公益企業として、いい仕事をすれば、停電も減り、電気料金も下がる。それが今は逆転して厳しい状況。とにかく『自分は東電社員だ』と胸を張れる日を一日も早く作っていきたい」
《制限時間3分を超えて発言を続ける株主に対し、数土文夫会長が退場を求めた》
株主 「柏崎で原発を再稼働するなんてありえない。汚染水対策よりも原発再稼働に巨額の費用を投入するのはなぜか」
数土会長 「途中ですが、マイク切らせてもらいます。事務局はマイクを切ってください。この措置は議長の運営権限のひとつだ」
《会場には怒号が飛び交い、騒然となった》