7日に米国で開幕した家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で、パナソニックと韓国LG電子が、インターネットと接続して楽しめる「スマートテレビ」の新製品をそれぞれ発表。新しい基本ソフト(OS)を搭載し、話題を集めている。薄型テレビは画質などで差別化が難しくなっており、スマートテレビが日韓メーカーの主戦場になりそうだ。
スマートテレビはネットとつなぐことで、動画サイトなどの映像を視聴することができる。日韓の各メーカーはスマートテレビを次世代の主役と位置づけ、CESで新製品を相次いで出展した。パナソニックはOS「Firefox(ファイアフォックス)OS」で知られる米モジラ財団と提携し、早ければ年内に発売予定のスマートテレビに同OSを搭載する。
同OS搭載でネット上のコンテンツが利用しやすくなるほか、スマートフォン(高機能携帯電話)などとの連携も容易になるのが特長。