お掃除ロボット「四角」の合理性 脱出しやすい円形をやめたワケ (7/7ページ)

2013.12.23 07:00

LGエレクトロニクスの「HOM-BOT」。一般的なお掃除ロボットとは異なり、本体形状は正方形を採用する

LGエレクトロニクスの「HOM-BOT」。一般的なお掃除ロボットとは異なり、本体形状は正方形を採用する【拡大】

  • 本体裏側。両サイドのサイドブラシと中央のメーンブラシを1つのモーターで駆動しているという
  • ダストボックスは、メーンブラシのすぐ上に備えられている
  • 開発担当者のSimonYoon氏
  • 韓国・釜山にあるエレクトロニクスの工場。残念ながら工場内の撮影はNGだった

 ユーザーニーズ第1

 一度通過しただけで全てのゴミを取り切ることができるのだろうか。

 「8割以上のゴミは一度の通過で取り除くことができるが、それでは不安という声があったので、充電がなくなるまで何度も掃除をし続けるリピート機能というのを搭載している。またカーペットモードやカーペット専用ブラシなど、用途に合わせたモードも用意した」(Byung Doo Yim氏)

 開発サイドだけでなく、技術者もユーザーニーズを常に考えているのがよく分かる。

 インタビューを通して、何度も出てきたのは「ユーザーのニーズを大切にするということ」。

 自分たちの哲学や方法を重視するのではなく、ユーザーのニーズを一番に考え、かつスピーディーに製品に反映するというやり方は、日本メーカーが見習うべき点があるかもしれない。(インプレスウオッチ)

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