お掃除ロボット「四角」の合理性 脱出しやすい円形をやめたワケ (5/7ページ)

2013.12.23 07:00

LGエレクトロニクスの「HOM-BOT」。一般的なお掃除ロボットとは異なり、本体形状は正方形を採用する

LGエレクトロニクスの「HOM-BOT」。一般的なお掃除ロボットとは異なり、本体形状は正方形を採用する【拡大】

  • 本体裏側。両サイドのサイドブラシと中央のメーンブラシを1つのモーターで駆動しているという
  • ダストボックスは、メーンブラシのすぐ上に備えられている
  • 開発担当者のSimonYoon氏
  • 韓国・釜山にあるエレクトロニクスの工場。残念ながら工場内の撮影はNGだった

 形を変えたことで、販売に影響はなかったか。

 「思った以上の反響がありました。韓国国内、オーストラリアなどではルンバを抜いて、トップシェアを獲得した。ヨーロッパのセールスも順調だ」

 現在はルンバ以外にもさまざまなお掃除ロボットが販売されている。それらの製品とHOM-BOTの違いは。

 「確かに最近はお掃除ロボットのラインアップが充実してきた。中には価格がかなり安い製品もある。しかし、HOM-BOTはあくまでプレミアム路線を貫く。価格を下げて、品質を下げるよりも、納得してもらえるだけの機能性を搭載して、価格を維持していくつもりだ」

 部屋の隅から順に

 HOM-BOTのコンセプトを理解したところで、実際の技術はどんな仕組みになっているのか、釜山にある工場で技術を担当しているByung Doo Yim氏と、Bongju Kim氏に話を聞いた。

やり残したところがあれば、迷いなくまっすぐ進んで掃除する

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