【家電Watch】韓国LG電子の白物戦略(下)
韓国大手の家電メーカー、LGエレクトロニクスについてのリポート後編。日本でも販売しているお掃除ロボット「HOM-BOT」について開発担当者、技術担当者に話を訊いたほか、韓国・釜山にあるHOM-BOTを作っている工場にも行ってきた(工場の中は撮影NGだった)。
コーナー克服へ
「HOM-BOT」の一番の特徴、それは丸ではなく、四角いということ。日本でもよく知られるルンバや、シャープのココロボ、東芝のスマーボ、いずれも形は円形で統一されている。それは、「自分で勝手に動く」というお掃除ロボットならではの理由からだ。
例えば椅子の下に入り込んでしまったとき、四角よりも円形の方が引っかかりがなく、脱出しやすい。また壁や家具にぶつかったときのダメージも四角より円形の方が少ないだろう。