ガラケー絶滅せず…独自進化続く スマホ移行、思惑通り進まぬ背景とは? (2/4ページ)

2013.12.12 06:00

従来型携帯電話(ガラケー)とスマートフォンの契約数

従来型携帯電話(ガラケー)とスマートフォンの契約数【拡大】

 実際、ガラケー派は意外に多い。官庁勤務の女性(44)は「通話とメールしか使わないし、使い慣れているからスマホに変えるつもりはない」と話す。北海道岩見沢市の会社員(56)も「スマホは料金が高くつくし、周囲にも使っている人はほとんどいない」という。

 スマホからガラケーに戻ったケースもある。都内在住の主婦(42)は「スマホは機能が多すぎて使いにくかった。それに、中学生の子供2人にガラケーを持たせていることもあり、いまは家族割りで月1万数千円に抑えている」と家計を重視する。

 NTTドコモの13年9月末の携帯電話総契約数は6177万件。うちスマホは34%の2157万件。13年度の販売目標はスマホ1600万台、ガラケー850万台だが、年度末でもスマホの契約比率は40%前後にとどまる見通し。販売台数はスマホにシフトしていても、いまだに契約者の過半はガラケーというのが実態だ。

「iモード携帯も毎年出していきます」と“ガラケー継続”

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!