こうした状況を受け、ヤマハ発は三輪自転車とリヤカーを一体化して、自転車とほぼ変わらない操作で運転できるモデルを開発。合法的に100キロ超の荷物を積めるうえ、同社で最も強力な電動アシストユニットを取り付け、女性でも安定して運転できるようにした。
既にヤマト運輸への納入が決まっており、年間販売目標は500台。価格はオープンだが、1台数十万円になる見通し。
電動アシスト自転車は1993年にヤマハ発が世界初のモデルとなる「パス」を発売してから今年で20年がたち、国内では年間約40万台の市場に拡大した。ヤマハ発事業開発本部の森本実SPV事業部長は「今回のモデルも将来的には数千台規模を販売したい」と話している。