トヨタ自動車は21日、高級車ブランド「レクサス」のPR強化に向けた大型情報発信拠点「INTERSECT BY LEXUS(インターセクト バイ レクサス)」を東京・南青山に30日にオープンすると発表した。
「街、人や才能と交わり続ける場所」が、同拠点のコンセプト。インテリアデザイナーの片山正通氏がデザインを担当した。2階建てで、1階には、カフェ、展示施設「ガレージ」、2階にはライブラリーラウンジのほか、レクサスのものづくりに賛同する“日本の匠”14社の商品を並べたショップを併設する。
ガレージには、コンセプトクーペ「LF-CC」を置く。市販車は並べず、レクサス車の販売はしない。ショップでは「ブルーオーバー」のレザースニーカー、「金子眼鏡」のサングラスや「ビーサイズ」のLED照明など、こだわりの商品を販売する。
トヨタは、長期的視点でレクサスのブランド力を強化していく方針で、今回の拠点設置もその一環。ニューヨーク、ドバイにも同様の拠点を設けることが決まっており、今後、欧州、アジアなどでも設置を検討している。