NTTドコモが10月中旬にも発表する今冬商戦向け新型スマートフォン(高機能携帯電話)で、販売促進費を重点的に投入して廉価で発売する機種に、新たに富士通とシャープ製の端末を加える方向で検討していることが15日、分かった。
ドコモは夏商戦向けモデルで、ソニーと韓国サムスン電子のスマホを重点機種に選び、実質値下げして販売する「ツートップ」戦略を展開したが、冬商戦では同戦略を見直してソニー、富士通、シャープの「スリートップ」戦略に転換することになる。
夏商戦で重点機種に選んだソニーの「エクスペリア」、サムスンの「ギャラクシー」の2機種は、8月中旬までにソニー製が130万台前後、サムスン製が70万台前後を販売。それ以外の機種と販売台数に大きな格差がついた。