【開発物語】ドクターシーラボ「アクアコラーゲンゲル」 (4/8ページ)

　城野会長は今もクリニックの現場で患者を診る。女性のライフスタイルの変化や紫外線などの環境変化について、最新の情報を商品に反映させるためだ。

　今年２月に発売された「アクアコラーゲンゲル　スーパーモイスチャーＥＸ」は、保湿力を肌に与えるだけでなく、「いかに深く浸透させるか」という仕組みを取り入れた。

　「ナノカプセル、という独自のカプセルを取り入れた」（市原さん）のが特徴。わずか２００ナノメートル（ナノは１０億分の１）のカプセルに１０層ほどの膜があり、肌の各層で浸透していく仕組みだ。肌トラブルの解決を目指し、治療の最前線からの新たな製品開発への挑戦は、これからも続く。

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　■顧客の期待は絶対に裏切れない

　≪ＴＥＡＭ≫

　最新の「アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャーＥＸ」をはじめ、現在のアクアコラーゲンゲルの商品開発を支えるのが、マーケティング部商品企画グループの市原澄子さんと伊藤友加里さん（２９）だ。

　「今回の商品から、以前の半透明だったものが、乳白色になったのですが、定番商品だけに社内からの反発も多かったですね」と市原さんは振り返る。