ボルボ・カー・ジャパン(東京都港区)は19日、新型小型車「V40」を発売した。世界で初めて歩行者用エアバッグを取り入れ、運転者だけでなく、歩行者の安全性も高めた。価格は269万円から。
歩行者用エアバッグは、歩行者が車両と衝突したときに作動し、ボンネットを持ち上げるとともにフロントガラスの下部などの硬い部分を覆い、歩行者に与える衝撃を軽減させる。6万円のオプション設定となる。
V40は排気量1600ccの直噴ターボエンジンを搭載し、ガソリン1リットル当たりの燃費は16.2キロと従来モデルから約4割改善した。ボルボ車の中で最少、最安モデルとなり、小型車人気が高い日本市場での拡販を狙う。