あのホンダが他社に追随? ライバルから学ぶ姿勢で“進化” (1/2ページ)

2013.2.6 08:00

「NBOX+」の広々とした荷室とオプションのアルミスロープ

「NBOX+」の広々とした荷室とオプションのアルミスロープ【拡大】

  • 「NBOX」シリーズが好調なホンダ。軽自動車市場で躍進した(瀧誠四郎撮影)

【ビジネスアイコラム】

 東京・南青山のホンダ本社に足を踏み入れたのは十数年ぶりだった。1990年代後半に自動車業界を担当していたころは毎週のように顔を出していた。1階のショールームは健在で、世代は代わったが人型ロボット「ASIMO(アシモ)」があるのも昔のままだった。

 だが、並べられていたクルマは様変わりしていた。かつてはホンダが得意としていた大型車、スポーツカーが幅をきかせていたが、今は「N BOX」「N-ONE」「フィット」といった軽・スモール車が目立つ。時代とともに、ホンダ車も変わったことを改めて実感した。

 ホンダの人間は昔から人のマネをすることを嫌った。かつて役員に「他社がこんなことやっていますが」と水を向けても「ああ、そうですか」で終わってしまうのがおちだった。他社が何をやろうとも関心を示さない。かたくなに独創性を重視するホンダの社風といってよかった。

「(追随は)仕方がない。ただ、ホンダらしいものができた」

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