売上高が業界1位で「すき家」と「なか卯」を合わせると50%超のシェアを占めるゼンショーホールディングス(東京都港区)の広報担当者は「(競合店の出店で)一時的に売り上げが下がる店舗はあるが、決まった数のお客さんを取り合うわけではないので、通常1~2カ月で売り上げが戻る」とし、「東京チカラめし」については「商品の提供時間が5分ほどかかっているので、ファストフードのカテゴリーとは違うという印象。出店に関してあまり気にしていない」と淡々と話す。
また「吉野家」を展開する吉野家(東京都北区)の広報担当者は「(出店ラッシュは)すごいなあという印象。特にコメントすることはありません」とこちらも静観の構えだ。
「東京チカラめし」の出店が着々と進み、至るところに店舗が見られるようになったとき、関西の「牛丼地図」はどうなっているのだろうか。