東日本大震災後の昨年6月、「ボリュームたっぷりの安くておいしいものを食べて元気をつけてもらおう」(広報担当者)と東京・池袋に初出店。以後これまでに東京、神奈川、埼玉など首都圏を中心に100店以上を出店する異例のスピードで拡大してきた。「3年間で500店」が出店目標という。
関西では10月25日に日本橋店をオープン。年明けには大阪市北部に関西2号店を出し、以後も出店を加速させる計画といい、広報担当者は「今後は近畿以西にも出店していきたい。都心部に限らず、ベッドタウンも含めて検討している」と話す。
同社によると、当初は10歳代後半~30歳代のサラリーマンがターゲットだったが、意外にも女性にも受けているという。日本橋店の店員も「女性客は3割ほどです」。
既存店は動くか
「東京チカラめし」の攻勢に対し、既存牛丼チェーンの反応はどうか。