秘書の団体が全国大会 荻田アサヒ相談役が講演
企業の秘書職らが加入する日本秘書協会の全国大会「全国秘書会議2016」が27日、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で開かれた。経営者による講演やスキルの向上を目的にした講義などが行われ、秘書職ら約300人が参加した。
基調講演では、アサヒグループホールディングスの荻田伍相談役が「秘書は役員の目線で現実を見る必要がある」と説明。ビールの新製品開発の経験などから、「企業が生き残るにはお客様から必要とされる商品やサービスを提供しなくてはならない」と訴えた。
同協会は専門職としての秘書の確立を目的に設立され、平成5年から毎年夏に全国大会を開催。大会で参加者は実践的知識の習得のほか、ネットワークの構築などに取り組んだ。
関連記事