富士フイルムが小型携帯プリンターを発売 スマホで撮影、「チェキ」用のフィルムにプリント

 
「スマホde チェキinstax SHARESP-2」をアピールする富士フイルムイメージング事業部の叩武冨博信次長とタレントのGENKINGさん=27日、東京都港区(宇野貴文撮影)

 富士フイルムは27日、スマートフォンのカメラで撮影した写真を、インスタントカメラ「チェキ」用のフィルムに印刷する「ポータブルプリンターの新製品「スマホ de チェキ instax SHARE SP-2」(想定価格2万2500円)を7月15日に発売すると発表した。チェキの売り上げは欧米を中心に伸びており、プリンターを合わせて平成28年度は年間650万台の販売を目指す。

 スマホと無線通信で接続し、無料の専用アプリを使って画像を1枚あたり10秒で印刷。従来機に比べて画質が大幅に向上し、複数の画像を1枚のフィルムの画面の中に並べたり、1枚の画像を2枚に分割したりできるようになった。1回の充電で約100枚印刷できる。

 プライベートショットを公開する写真共有サイト「インスタグラム」が好評のタレント、GENKINGさんは会見で「スマホで撮ったぶれのない、きれいな写真をプリントできる」と絶賛した。