注目すべきは中古のポルシェ 300万円以下で存分に楽しむ!
提供:clicccar“百聞は一見にしかず”という言葉は、まさにポルシェのために存在するといっても不思議ではないでしょう。
ポルシェの特徴として、車体後方に水平対向エンジンを搭載したユニークなレイアウトにより、駆動力を余すことなく路面へ伝えることで得られる強烈な加速、ボディとシャシーの高い剛性がもたらす安定した走りが挙げられます。
話を聞くだけでその走りをなんとなく想像できますが、実際はスポーツカーへの認識が塗り替えられるほどの衝撃を秘めているといっても過言ではありません。
それが今日の人気に到るわけですが、新車の「ポルシェ」は当然高く、さらにオプションを選べば選ぶほど価格は右肩上がり。
シートをはじめ、あらゆるモノがオプションとなる商法に否定的な意見もありますが、「ポルシェ」の車両本体価格は“車両性能そのもの”であり、例えば、“豪華装備も含めて1000万円のクルマ”と“素のカレラ”では同じ値段でも走りは別次元。それが先述した衝撃なのです。
ボクスター
現在、ポルシェのラインナップは「911」「ケイマン」「ボクスター」といったスポーツカーを筆頭に、「カイエン」と「マカン」などのSUV、さらにはサルーンの「パナメーラ」と、大きく分けて3つのカテゴリーがあります。
なかでも比較的手が届きやすいモデルが、2シーターオープンカーの「ボクスター」です。
スポーツカーの理想と言われるミッドシップレイアウトを採用し、現行モデル(718型)では水平対向4気筒ターボが初搭載されました。とはいえ、新車価格は658万円~710万4000円と高価。
しかし、1996年に登場した初代モデル(986型)が、手が届きやすい価格になっています。2.5L 水平対向6気筒エンジンを搭載するほか、車重も約1200kgと軽量なため、イマドキのスポーツカーと比べても十分速い!!と思える走りを楽しませてくれます。トランスミッションは5速MTのほか5速ATも用意されています。
911カレラ
ポルシェの王道といえば、そう「911」です。ただ、現行モデルのスターティングプライスは1244万円と驚愕のプライス!! さらに、ボディサイズは全長:4499mm×1810mm×1294mmと大型化の一途をたどり、軽快感ではひと回りコンパクトな「ケイマン」「ボクスター」に譲ると言われています。
軽快感のある「911」となると、年式の古い「911」が魅力的ですが、軒並み高騰しています。そこでオススメなのが「911(996型)」。
涙目型と表現されるヘッドライトは好き嫌いが分かれますが、ボディ全体のプロポーションをはじめ、水平対向エンジンを車体後方に配置して後輪を駆動させる独特なレイアウトは、まさに「911」。ボディサイズは全長:4430mm×全幅:1765mm(後期型は1770mm)×全高:1305mmとコンパクトなため、軽快感は損なわれていません。
現在は約250万円~と比較的手が届きやすいですが、後々に価格が高騰する可能性もありそうです。
自分だけのとっておきのポルシェを作れるのが新車の魅力ではありますが、注目すべきは中古のポルシェです。
どこかのお金持ちが豪華装備を惜しげもなく付け、メンテナンスもバッチリ受け、しかも丁寧に乗られていた。まさに“ならし運転”をしてくれたポルシェを探して、存分に楽しみましょう。
“百聞は一見にしかず”。騙されたと思って、一度乗ってみてはいかがでしょうか?
(今 総一郎)
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