2014.6.18 12:22
新型万能細胞とされるSTAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)は18日、疑義が生じているマウスの持ち込みやES細胞(胚性幹細胞)の混入について「マウスも細胞も所属していた研究室(昨年3月まで所属していた若山照彦山梨大教授の研究室)以外からの入手はない」とのコメントを出した。
若山教授が16日の会見で「自分が提供したマウスではない」と述べたことに対し、「誤解が生じかねない」として発表した。
代理人の三木秀夫弁護士が18日に報道陣に説明した。
小保方氏の研究室から別の万能細胞である「ES細胞」と表示された容器が見つかり、中にあった細胞の特徴の一部がSTAP幹細胞と同じだったとする理研の調査結果に対しては、「小保方研究室に保存されているES細胞は実験の比較用に若山研から譲与されたもの」と改めて主張した。