中・大型バイクの販売が復活の兆しをみせている。趣味性が強いため景気動向に左右されがちだが、景気回復で需要が戻りつつあるためだ。購入の中心は子育てが終わり再びバイクに乗り始めた中高年層の「リターン・ライダー」だが、バイク離れが進んでいた10~30代の需要も徐々に出てきた。バイク各社は、販売促進活動やラインアップの拡充などで需要の取り込みに乗り出した。
ヤマハ発動機は13日、バイクのある生活スタイルを提案する販促活動「55mph(マイル)」を復活させると発表した。20~30年前に同じ題名の雑誌でバイク文化を発信していた。
キャンピングトレーラーの中にバイクを置いたガレージを再現。併設するカフェとともに高速道路のパーキングエリアなどを巡回する。