ソニーは22日、最新の家庭用据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」を国内で発売する。昨年11月の北米での発売に遅れること3カ月。携帯端末との連携やソフトの充実を念入りに行い、満を持しての投入となる。2014年3月期に1100億円の最終赤字に転落する見通しのソニーにとって、再浮上に向けた切り札として期待がかかっている。
「3月末までに、日本だけで30万~50万台、世界で600万台はいけるんじゃないか」
コンピュータエンターテインメント協会が19日、業界関係者を集めて東京都内で開いた懇親会。同協会の鵜之沢伸会長(バンダイナムコゲームス副社長)は発売が間近に迫ったPS4の快進撃に顔をほころばせた。
PS4は昨年11月の北米を皮切りに現在、世界56カ国・地域で販売。今月8日までに530万台が売れた。当初は3月末までに500万台としていた目標を前倒しで達成した。