社会・その他

海外で火がつき大逆転 「お荷物」だった神戸ブランデー (4/4ページ)

 国税庁の統計によると、国内のワイナリーは約300カ所。国内市場のワインの流通比率は、海外ワインが68.4%、国内産ワインが31.6%で、このうち日本ワインはわずか4.1%にとどまる。

 国内のワイナリー運営企業が加盟する日本ワイナリー協会の担当者は「今後、日本ワインのブランド力はさらに向上するだろう」と強調する。

 大西部長は「神戸ワイナリーは、平成は冬の時代だったが、令和(れいわ)の幕開けに合わせて春が来ている気がする」と笑顔。同公社はワインとブランデー双方の品質向上を図り、国内外に神戸ブランドをPRしていく方針だ。

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