みなさん、女性がなぜ職場にメイク(化粧)をしてくるのか、考えたことはありますか? 男性はどう感じているのでしょうか。「毎日大変だな」「いつもどれくらい時間やお金をかけているのだろう」「女性ならではの楽しみだよね」という声がある一方、中には「身だしなみとして当たり前だ」という意見もあるかと思います。
CAがまさかのすっぴん宣言
最近、イギリスのヴァージン・アトランティック航空が、女性CA(客室乗務員)のメイク義務を廃止したというニュースを耳にしました。「化粧をしたくないスタッフはノーメイクで乗務できる」というわけです。
このニュースを受けて、航空券予約比較サイト「エアトリ」が、「就業中における女性のメイク」に関する意識調査をおこないました。最も多かったのは「どんな職業でもメイクする・しないは本人の自由」と回答した人だったようですが、「職業によってはメイクすべき」と回答した人も、男性で30%、女性では42%いたそうです。しかも、その「メイクすべき職業」第1位は「受付窓口対応」ということです。
今回は、かつてその“メイクをすべき職業ナンバー1”の職業に就いていた私の観点で「仕事中のメイク」についてお話しさせて頂きます。
私自身、社会人になってからもう十数年経っておりますが一度もノーメイク、いわゆる「すっぴん」で出社したことはありません。女性の中には、毎日メイクすることが面倒だと感じながらも続けている人がいるかもしれません。しかし、私自身は、会社に行く際にメイクをするという行為について面倒くさいと思ったことは一度もありません。