日本人が信じ込む中国経済の虚像 日本製品の存在感の大きさ
更新ほかにも、銀行のATM、火力発電所の排煙脱硫装置、映像機器、カメラ・撮影機材、医療機器、工作機械、土木建設機具…と、深く内側に入り込んでいる数多の日本製品や技術は、表に出ないがために、全く暴動や略奪の対象になりえないのです。
こうしてみると、「日貨排斥」と中国で大々的に報道されている日本製品群は、現実としては氷山の一角にすぎなかったことが良く分かります。
頼りになるのは金と家族だけ
漏れ聞くところでは、つい最近まで、トップクラスの経営大学院卒なら年収5百万円(一般労働者の10倍、日本なら2千万円相当)で、超一流企業から引く手数多だったのに、ここ1、2年は新卒者の半数近くが就職未定か、半額以下の給料で、二・三流企業に進む、といった激変ぶりだそうです。