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書店も戸惑う「重機萌え」ブーム ガンダム世代がハマる魅力を探る

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書店も戸惑う「重機萌え」ブーム ガンダム世代がハマる魅力を探る

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 ブルドーザーやショベルカーなどの「重機」を扱った書籍が相次いで発売され、人気となっている。重機にひかれるから、名づけて「重機萌え」。見慣れないジャンルだけに、書店も「どの棚に置いたらいいのか」と取り扱いに戸惑いを見せるほどだ。本を買っているのは、30代から40代の男性という。ガンダムなどのアニメやプラモデルで育った世代がハマる重機の魅力とは。(袖中陽一)

 これでは見つからんわ

 2本の腕を持つショベルカー「アスタコNEO」をくわしく取り上げて人気となっている書籍が、「超重機アスタコNEO」。発行しているのは、就職情報のサイト運営などをしている「マイナビ」(東京都千代田区)。

 6月末の発売と同時にネット書店から大量注文が入り、在庫切れに。その後、2、3週間在庫切れの状態が続いたが、一般書店からの返本をネット書店に回す方法で販売を継続。

 通常は販売総数に占めるネット書店の売上げ比率は1、2割だが、この本に関してはネット書店で総部数の6割が売れるという異例の事態になっている。

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