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脚本家目指す「結婚難民」を好演 フジテレビ系「独身貴族」 北川景子さんインタビュー

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脚本家目指す「結婚難民」を好演 フジテレビ系「独身貴族」 北川景子さんインタビュー

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 女優の北川景子(27)について「サバサバした性格で男みたい」と以前から耳にしていたが、これほどまでとは…。

 「幼稚園のとき、まわりの子が『将来はお嫁さんになりたい』と言っているのを聞いて、『何?』って感じだった」

 「彼氏がいなくても死にやしない。職や女友だちや家族がいないと困るけど」

 こんなふうだから、事務所の人から「独身貴族ってタイトルのドラマの話がきているんだけど」といわれ、「あっ、やります!」。即答だった。

 意外な内面

 放送中のフジテレビ系木ドラ「独身貴族」(木曜後10・00)は、人にペースを乱されることを好まず、独身であることに満足する“独身貴族”の草●(=弓へんに剪、くさなぎ)剛(39)、その弟で、妻と離婚調停中だが恋愛に忙しい“離婚勇者”の伊藤英明(38)、脚本家を目指す“結婚難民”の北川を迎えて送るトライアングルラブコメディーだ。

 草●(=弓へんに剪)とは初共演になるが、「結婚願望なさそう。私もそうだけど、ないからこの役がきたのでは? キッチンで料理を作る…相手がいないってこともあるけど、想像できない。30歳くらいで急に焦りそう」と大笑いする。「今の私って、家で話している相手、ネコ。『冷蔵庫にニンジン、ある?』って聞いても、無言ですよ」と爆笑の話は続いた。

 自身と共感

 北川演じる春野ゆきはデートと締め切りがあったら、デートを断る女性。「脚本家への夢をあきらめない。夢を捨てて男に走ることはない。強く、まっすぐで、自立したいと思う気持ちが強い。私自身もそう」と話す。

 実生活でも独身3人の俳優たちが、どんなドラマを作り上げるのか。

 「甲乙つけがたい、タイプの違った2人の男性の間でうまく揺れ動くことができれば。いい感じで2人に振り回されたい」

 北川は「自然に演じられる」という自由を早くも満喫しているようだ。「独身じゃない人もきっと共感できる」という幅広い世代が楽しめそうなコメディー。美人女優の内面が十分にのぞける作品にもなっている。(松本明子/SANKEI EXPRESS

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