長距離運転で起こりがちな高速道路の車線越えなどを警告したり、事故時には自動的に保険会社と連携したり、事故時のデータを保険会社に自動転送したりと、非常に優れていると感じたため、自分の自動車保険でもドラレコ特約を付けることにした。幸いにしてまだ事故はないが、安心して自動車を運転できていると感じる。
なお、今回の話と少しそれるのだが、保険会社提供のドライブレコーダーを使うと、自動車運転手の技術診断ができる。これを応用して、実家に暮らす親の車に保険会社提供のドラレコをつけることで、子が親の運転技術を把握できるという使い方もありそうだ。
本来は、安全な運転を促すための取り組みのはずだが、高齢者の免許返納も話題になっている昨今。客観的に親が危険な運転をしていないかを、子が確認し親に示すことで、高齢者による危険な運転も減らすことができるだろう。
もし、現在の自動車保険にドラレコ特約が付いていない場合は、現在加入中の自動車保険を強制的に打ち切って、新規契約にしてしまうという方法もある。ぜひ、自動車保険の販売会社に確認してほしい。今ならまだ、年末年始の帰省に間に合うかもしれない。
【お金で損する人・得する人】は、FPなどお金のプロたちが、将来後悔しないため、制度に“搾取”されないため知っておきたいお金に関わるノウハウをわかりやすく解説する連載コラムです。アーカイブはこちら