SankeiBiz for mobile

会社員妻との生涯収入差は1億3500万円でも「働きたくない病」の妻たち

記事詳細

会社員妻との生涯収入差は1億3500万円でも「働きたくない病」の妻たち

配信元:PRESIDENT Online 更新

 たとえば、高収入だった夫が突然事故にあった、病気になった、亡くなった、リストラされたなどで収入が激減。収入に応じて組んだ住宅ローン返済や私立に通学する子供たちの教育費、膨らんだ生活費などが見直ししきれず、たちまち困窮してしまうといったパターンである。それほど、夫の収入に依存度が高い専業主婦という立場は、高リスクということを自覚しよう。

<< 下に続く >>

妻に働きに出てもらいたい夫が今すぐすべきことは?

 そして、妻に働きに出てもらいたいなら、夫の方にも一言。

 育児や家事、介護などを妻が一手に担っているのであれば、それに仕事が加わった場合、その分の負担を軽減するために、夫や子どもなど家族の協力や理解は欠かせない。

 妻に対してのみ「子供や家のことはちゃんとして欲しいし、稼いでも欲しい」というのは虫が良すぎるというものだ。

 パートナーエージェントが20~59歳の共働きの既婚者2200人に行った「夫婦の就労実態」に関するアンケート調査によると、共働き世帯の場合、夫と妻の年収差が少ない家庭ほど、家庭での家事・育児の分担は平等であると回答している。

 年収差が「301~400万円」もある世帯の場合、妻の方に家事・育児の負担がかかっている世帯が93%超(「どちらかと言えば妻が担当」29.5%+「ほとんど妻が担当」54.5%、「妻が担当」9.1%)と大多数を占める。一方、年収の「差はない」世帯の場合、60.0%が家事分担は「平等」と回答している。

このニュースのフォト

ランキング