進化するペースメーカー、MRI対応型が主流に 4年間で普及
更新杏林大医学部の似鳥俊明教授(放射線科)によると、MRIは高齢者に患者が多い関節の病気の診断に効果を発揮する。膝の関節の軟骨がすり減って痛みが出る「変形性膝関節症」や、足の血管が狭まるなどして歩行障害が起きる「閉塞(へいそく)性動脈硬化症」などは、MRIによる検査が早期発見・診断につながる。
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また、「脳梗塞」や「くも膜下出血」などの脳血管疾患の診断にも有効。似鳥教授は「後遺症が出ず、治療が可能な初期の脳梗塞の診断には、病変をより詳細に見ることができるMRIによる検査が欠かせない」と説明する。
安心感も
「対応型を付けていたから検査を受けられた。もし、対応型に交換していなかったらと思うと…」