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「マグロ効果」近畿大が志願者数トップに 早大、明大を抜く

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「マグロ効果」近畿大が志願者数トップに 早大、明大を抜く

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 平成26年度の大学一般入試の志願者数は、近畿大(大阪府東大阪市)が前年度より7462人増えて10万5890人となり、初めて首位に立つことが6日、教育情報会社「大学通信」の調査で分かった。大学通信によると、東京以外の私大が首位になるのは初めて。

 近大は世界で初めて卵からのクロマグロ養殖に成功し、「近大マグロ」として東京・銀座にも出店するなど注目を集めている。近大広報部は「テレビや新聞で取り上げられ、大学の知名度が上がった」と分析している。

 各大学の出願がほぼ締め切られた3月5日時点で、早稲田大が2位、前年度まで4年連続首位だった明治大は約5千人減の3位となっている。

 近大は今回の一般入試で紙の入学願書を廃止し、全てインターネットで受け付けた。受験料を3千円割り引いており、大学通信は「志願者増に大きな効果があった。願書の印刷やチェックにかかる大学側の手間も減り、双方にとってメリットがある」と指摘している。

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