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客の「滞在時間」が長くてもコメダが儲かる“意外な仕組み”

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客の「滞在時間」が長くてもコメダが儲かる“意外な仕組み”

配信元:PRESIDENT Online 更新

 (1)客席回転率を上げる

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 (2)店内の商品をテイクアウトできるようにする(二期作型)

 (3)単価の高いメニューを開発する

 (4)昼と夜とで店の業態を変える(二毛作型)

 たとえばコーヒー1杯200円台のセルフカフェが売り上げを伸ばすためには、回転率を上げるために短時間で出てもらう仕組みも大切。そんな仕組みの1つがイスの固さです。総じてセルフカフェの座席は、長時間いるとお尻が痛くなる思いがしませんか。

 また、お客さんがドリンクを店内で飲まずにテイクアウトすれば、座席提供しなくてすむので、その分、客席回転率は上がります。セルフカフェが得意なのは(1)と(2)です。

 ランチに力を入れる店の場合は、あらかじめ需要数を準備しておき、素早く提供します。人気店では後に並ぶお客さんの視線が気になって、食べたらすぐに退席する人が多い。この譲り合いの行為も、知らず知らずのうちに客席回転率アップに貢献しています。

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