東芝の広告は、離れた場所に電力を送る「無線電力伝送技術」を紹介した内容。見開き３回シリーズで掲載された。

　竹中上席常務は「非接触で電気自動車（ＥＶ）などに充電できるという、分かりにくそうな技術を皆さまに易しくお伝えする広告内容にできたと自負しており、評価頂けた」と受賞の喜びを語った。

　審査委員長を務めた経済解説者の細野真宏氏は「東芝の大賞作品をはじめ各作品は、難しいことを分かりやすく伝えるということだけでなく、『美しさ』を追求したものが多かった。クリエーターのレベルアップで、日本経済の底上げができていることはとてもうれしい」と講評した。今回は昨年１０月～今年９月までにフジサンケイビジネスアイなどに掲載された７部門１１７点の広告から３９賞が選ばれた。