SankeiBiz for mobile

【株主総会ライブ】NTTドコモ(1) ギャラクシーびいき? 株主質問に「ツートップは商品本位」

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

【株主総会ライブ】NTTドコモ(1) ギャラクシーびいき? 株主質問に「ツートップは商品本位」

更新

 競争環境が厳しい

 NTTドコモは18日、東京都内で株主総会を開いた。総会では「エヌ・ティ・ティ・ドコモ」から「NTTドコモ」への商号変更や、取締役の選任など4つの議案について株主から承認を得た。

 株主から経営陣に対して、積極的な質疑応答が繰り広げられた。あらまし以下の通り。

 株主の質問 昨年度の営業利益は9千億円を目指していたが、未達だった

 吉沢和弘常務「競争環境が非常に厳しい。ライバルに対抗するため、長期利用者の優遇施策や家族向けセット割引きを行い、その費用がかさんだ。昨秋にソフトバンク、KDDIが米アップルの『iPhone(アイフォーン)5』を販売し、その対抗のための宣伝費用なども増えた」

 株主の質問 スマートフォンは電池がすぐに切れる

 ツートップ

 加藤薫社長 「夏モデルは45時間(2日間)ぐらいもつ。今後発表する冬モデルでは3日間ぐらい保つような、技術開発を進めている」

 株主の質問 「韓国サムスン電子の『ギャラクシー』に注力しているが、日本メーカーの機種の販売にも、もっと力を入れるべきでは」

 岩崎文夫副社長「夏モデルでは、『ツートップ』ということでサムスンとソニーを選んだが、基本的には国内外を問わずに、お客様に受け入れられる商品を公平に選んでいる。今回もメーカーで選んだということではなく、商品本位で選んでいる」

ランキング