フィンテックをめぐっては普及を後押しする改正銀行法が5月に成立。政府はフィンテック事業者と銀行の連携を容易にし、口座情報などを使った新サービスの創出につなげる狙いだ。今回、本人確認のルールが見直されれば、「爆発的な普及につながる」(政府関係者)とみられている。
■ネット上での本人確認の方法
【現状】
・免許証など本人確認書類の画像を送付+銀行などが転送不要郵便を送付
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《事業者の不満》
・郵送に時間がかかり、すぐに取引が始められない
・郵送費用が負担
・フィンテックに対応した効率的な本人確認を
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【見直しの方向性】
・本人確認書類の画像送付は維持
・既存の銀行口座から新たな口座への最初の入金とすることで本人確認とする
・本人確認の情報を銀行間で共有する