戦略国際問題研究所(CSIS)のアンソニー・コーデスマン氏は「トルコとシリアの国境地帯に、アサド政権軍の攻撃から反体制派とトルコを守るための安全地帯、飛行禁止区域を設定すべきだ」としている。
一方、オハイオ州立大学のピーター・マンスール教授は「イスラム国の壊滅には地上軍投入が必要で、北大西洋条約機構(NATO)が派遣すべきだ。加盟国のフランスが攻撃され、(集団的自衛権に基づき)イスラム国を攻撃する義務がある」と提唱する。
マーク・ハートリング元米欧州陸軍司令官は「欧米ではなく、アラブ諸国の地上軍派遣が望ましい」と指摘。米軍に関しては、米大統領選の共和党候補のドナルド・トランプ氏が1万人規模、元神経外科医のベン・カーソン氏は「国防総省が必要だとする規模」の派遣を主張している。