内閣改造・党役員人事、狙いは「挙党態勢」と「公明党対策」 (2/2ページ)

2014.9.3 12:22

自民党の新執行部が発足し、記念撮影で手をつなぐ(左から)茂木選対委員長、稲田政調会長、高村副総裁、安倍首相、谷垣幹事長、二階総務会長=3日午前、東京・永田町の党本部

自民党の新執行部が発足し、記念撮影で手をつなぐ(左から)茂木選対委員長、稲田政調会長、高村副総裁、安倍首相、谷垣幹事長、二階総務会長=3日午前、東京・永田町の党本部【拡大】

 公明党からは早くも「意思疎通がしやすくなる」(幹部)と歓迎する声が上がった。二階氏に関しても、新進党時代に広げた公明党人脈には定評がある。「選挙巧者」としても知られる。

 首相と必ずしも近い関係にあるわけではない谷垣、二階両氏を執行部に起用することで、幅広く勢力を取り込み、党内基盤を強固にする思惑も透けてみえる。

 内閣改造でも額賀派の竹下亘、小渕優子両氏や岸田派の望月義夫氏らは派閥推薦であり、党内融和への配慮がうかがえる。

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