【試乗インプレ】乗り方を間違えちゃダメ ゆったり優雅に楽しむベンツ「Cクラスクーペ」(後編) (1/5ページ)

2016.9.17 17:13

  • デザイン、質感ともに完璧。エレガントな雰囲気が漂う内装
  • ハンドルはスポーティーなフラットボトムを使用
  • エンジンのスタート/ストップボタン、ヘッドランプのセレクトダイヤル、運転補助機能のスイッチ類はハンドルの右に配置
  • ハンドル下部を平らに仕上げた、フラットボトムのスポーティーなステアリング
  • 3本レバーは上から「ウインカー/ワイパー」「チルト&テレスコピック操作レバー」「クルーズコントロール」
  • 助手席の電動シート調節レバーや、シートヒーターのスイッチ
  • サッシュレスドアを採用したCクラスクーペ。インテリアは高級感たっぷりだ
  • 後席も豪華だが、居住性は高くない
  • デザイン、質感ともに完璧。エレガントな雰囲気が漂う内装
  • 天井に取り付けられた、車内灯やパノラミックルーフの操作スイッチ
  • これがコマンドコントローラー。ダイヤルとタッチパッドを組み合わせている
  • スポーツマインドをかき立てる2眼メーター
  • AMGラインのスポーツステアリングと2眼メーター
  • ラバースタッド付のステンレスペダル
  • 豪華なデザイン、もちろん質感も高いインテリア
  • 車両後方を映し出すリヤビューカメラ。実はトランクリッドのエンブレムの中に格納されています
  • バックカメラで車両後方を映し出す(iPhoneで撮影)
  • ドライブモードで「スポーツ+」を選択(iPhoneで撮影)
  • 暗がりに浮かび上がるシルプレートの「メルセデス・ベンツ」の文字(iPhoneで撮影)
  • ルームミラーでの後方視界はこんな感じ(iPhoneで撮影)
  • 開放的なサンルーフ(iPhoneで撮影)
  • エントリーキー(iPhoneで撮影)
  • 車両の斜め後ろから車両が接近していることを知らせるアクティブブラインドスポットアシスト(こういう名称って長い…)
  • ボンネットのベンツのエンブレム
  • 高級車では当たり前となったヘッドアップディスプレイ
  • 容量400リットルとかなり大きなトランクルーム。3段脚立を縦に入れる余裕がある
  • 容量400リットルとかなり大きなトランクルーム。3段脚立を縦に入れる余裕がある
  • 箱根神社の近くを駆け抜けるメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • 箱根の芦ノ湖周辺を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • 箱根の芦ノ湖周辺を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • メルセデス・ベンツのCクラスクーペ(iPhoneで撮影)
  • 箱根を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • 箱根を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ。リヤのデザインがカッコいい!
  • メルセデス・ベンツのCクラスクーペ。スポーティーなラインが実にきれい
  • シンプル&エレガント
  • 箱根で突然の霧に包まれたCクラスクーペ
  • 1.6L直4ターボエンジンを搭載
  • 1.6L直4ターボエンジンを搭載
  • 箱根園を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • 箱根園を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • 箱根園を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • 箱根を走るメルセデス・ベンツのCクラスクーペ
  • ウインカーを点滅させる
  • マフラーとリヤスカート
  • リヤから眺めるCクラスクーペ


 今回取り上げるのは、3月に発売されたメルセデス・ベンツ「Cクラスクーペ」の1.6リッターモデル。前編では外観や走りに注目したが、今週は内装や総評をお届けする。(文・大竹信生 写真・瀧誠四郎)

 先週のエクステリアに続いてインテリアを見てみる。初めに断っておくと、内装も抜群に美しい。BMWレクサスと比べて派手ではあるが、いやらしさはない。もちろん、ベンツに当然のように期待される品質の高さは言うまでもなく素晴らしい。

 今回試乗した「C180クーペ スポーツ+」は、ダッシュボードやドアトリムに合成皮革のレザーARTICOを使用。センターコンソールにブラックアッシュウッドを配し、車内のアクセントにアルミニウムの加飾を採用している。3つの異なる素材を自然にマッチングさせるセンスは見事だ。

 2眼メーターにフラットボトムのスポーツステアリング

 コックピットにはスポーティーな2眼メーターが構え、ハンドルはフラットボトムのスポーツステアリングを採用している。丸形のエアコン吹き出し口はいかにもベンツらしい意匠。センターコンソール周辺はスイッチ類が少なめでスッキリとしている。どの機能もほぼ直感的に操作することができた。スイッチ類は押したときにしっかりと節度感があり、細部まで質感の高さがうかがえる。

 試乗車は真っ赤な本革スポーツシートを採用。座り心地は見た目どおりに硬い。ドア側面に配置したパワーシートのスイッチは視覚的に操作しやすく、アルミパーツがこれまたお洒落。オットマンの伸縮もここで操作できるが、運転席は(少なくとも運転中は)オットマンの使用を控えたほうがいい。ペダルの操作が困難になるからだ。

 ヘッドライトのオン/オフは欧州車らしくダイヤル式。基本的に「AUTO(オート)」に合わせておけば、明るさに応じてライトが自動で点灯/消灯する。日本車のように細いレバーの先端を回して操作するよりも楽だと感じるのは私だけだろうか。

ギヤチェンジは? 慣れると便利な「セレクターレバー」

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