電波がつながりやすいプラチナバンドと呼ばれる800メガヘルツ周波数帯にアイフォーン新機種が対応したことで、2014年3月末までに人口カバー率99%達成を表明するなど、「エリアカバーの良さで選ばれた」(KDDI)とみている。
ドコモは10月以降、高速データ通信サービス「LTE」を本格展開するため周波数を再編。下り毎秒最大150メガビットに対応する基地局を14年3月末に500局、その1年後に2000局に増設するエリア展開を加速する計画だ。
年末にかけて入荷量が安定する見通しのアイフォーンに加え、近く発表するアンドロイド搭載スマホとともに10月以降の巻き返しを狙う。