サイトマップ RSS

復活「物言う株主」 相場操縦疑い 証取監視委が強制調査 (1/3ページ)

2015.11.26 07:30

村上世彰(よしあき)氏の長女が代表を務める投資ファンド「C&Iホールディングス」から押収物を運び出す証券取引等監視委員会の職員=2015年11月25日午後、東京都港区(共同)

村上世彰(よしあき)氏の長女が代表を務める投資ファンド「C&Iホールディングス」から押収物を運び出す証券取引等監視委員会の職員=2015年11月25日午後、東京都港区(共同)【拡大】

  • 2006年6月5日、東京証券取引所で記者会見する村上世彰(よしあき)氏=東京都中央区日本橋兜町(大西史朗撮影)

 「物言う株主」として知られ、旧村上ファンドを率いた村上世彰(よしあき)元代表(56)らが株価を操縦した疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は25日、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で、村上氏の長女、絢(あや)氏(27)が代表を務める投資会社「C&Iホールディングス」(東京)などの関係先を捜索し、強制調査に乗り出した。監視委は今後、押収資料を分析し、刑事告発も視野に実態解明を進める。

 大量売買で株価下げる?

 関係者によると、村上氏らは、上場している複数の企業の株式を大量に売買して株価を意図的に下げるなどの相場操縦をした疑いが持たれている。

 村上氏は通商産業省(現経済産業省)を退官後の1999年に投資顧問会社を設立。関連会社などで構成された村上ファンドを率いて株主の権利を主張し、阪神電気鉄道(現阪急阪神ホールディングス)などの株式の大量取得で注目を集めた。

アベノミクスで日本回帰

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ