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繊細でナイーブ 新たなアフリカ感じて ブリック・バッシー、エリーダ・アルメイダ (1/3ページ)

2015.9.23 13:30

カメルーン出身のシンガー・ソングライター、ブリック・バッシー=2015年4月8日(提供写真)。(C)David_Balick

カメルーン出身のシンガー・ソングライター、ブリック・バッシー=2015年4月8日(提供写真)。(C)David_Balick【拡大】

  • アルバム「アコ」(ブリック・バッシー、2500円+税)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)
  • カーボベルデ出身のシンガー・ソングライター、エリーダ・アルメイダ=2014年10月1日(提供写真)。(C)Lawson_Daku
  • アルバム「歌わずにはいられない」(エリーダ・アルメイダ、2500円+税)。発売中(提供写真)

 ここ最近のアフリカ音楽は、本当に面白いので、今回も取り上げたい。アフリカはひとくくりにするにはあまりにも大きすぎる。だが、その分、バラエティーの豊かさにも驚かされる。そして、アフリカの音楽というと、リズミカルで朗々と歌うイメージが強いかもしれない。しかし、僕が最近注目しているのは、繊細でナイーブな作品を作り出すアーティストだ。ここでは、注目の2人を紹介したい。

 クラシックに近い印象

 まず、カメルーン出身のシンガー・ソングライター、ブリック・バッシー。彼の音楽は本当にユニークだ。ギターを弾きながら歌うシンプルなスタイル。声を張り上げることもなく、素朴な口調なのだが、これがかえって強いインパクトを与える。

 彼を支えるミュージシャンも興味深い。新作アルバム「アコ」は、アフリカ特有のパーカッションの類いは聞こえてこない。チェロやトロンボーンなど、一風変わった楽器が使われるのだ。バックの演奏だけだと、ポップスでも、アフリカンでもなく、「クラシック」の室内楽に近い印象だ。

哀愁帯びた歌声

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