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キューバのジャズシーン支える実力派 ダイメ・アロセナ、プレイング・レクオーナ (1/3ページ)

2015.7.15 13:00

キューバ出身のシンガー・ソングライター、ダイメ・アロセナ=2014年11月3日(提供写真)

キューバ出身のシンガー・ソングライター、ダイメ・アロセナ=2014年11月3日(提供写真)【拡大】

  • アルバム「ヌエバ・エラ」(ダイメ・アロセナ、2000円+税)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)
  • 3人のジャズピアニスト、(左から)チューチョ・バルデス、ゴンサロ・ルバルカバ、ミシェル・カミロ(提供写真)
  • V.A.「プレイング・レクオーナ」(2400円+税)。発売中(提供写真)

 先日、とある仕事でキューバに行ってきた。わずかな滞在時間で改めて感じたのは、この国の音楽は生活と密着しているということ。子供からお年寄りまで自然に同じ音楽を聴いているし、石を投げればミュージシャンに当たるというくらい、街中に音楽があふれている。だからこそ、これほどまで世界水準の音楽家が続々と生まれるんだなぁ、と納得した。

 新人からベテランまでさまざまなシンガーやミュージシャンが存在するが、今回はそんなキューバのジャズにスポットを当ててみよう。

 弱冠22歳の才媛

 まずは、期待のニューカマー、ダイメ・アロセナ。彼女は、弱冠22歳のジャズシンガーだ。10代からプロとして活動し、歌うだけでなくソングライティングやコーラスアレンジも手がける才媛。英国のDJであるジャイルス・ピーターソンに見初められ、彼のハバナ・カルチュラというプロジェクトに参加。一躍、ヨーロッパのクラブシーンでもその名を知られるようになった。デビュー作「ヌエバ・エラ」も期待を全く裏切らない出来栄え。神秘的なハーモニーで構築されたオープニングから、クールでジャジーなテイストや、躍動感に満ちたラテンナンバーまで、七変化の歌声を聞かせる。

熱意伝わる演奏

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