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韓国大統領訪中 「自画自賛」が過ぎる? (1/4ページ)

2015.9.22 10:30

軍事パレード前日の夕食会で乾杯する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(左)と中国の習近平国家主席。右はロシアのウラジーミル・プーチン大統領。果たして韓国の対中傾倒は「歴史的な提携」なのか「自滅への道」なのか=2015年9月2日、中国・首都北京市の釣魚台迎賓館(共同)

軍事パレード前日の夕食会で乾杯する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(左)と中国の習近平国家主席。右はロシアのウラジーミル・プーチン大統領。果たして韓国の対中傾倒は「歴史的な提携」なのか「自滅への道」なのか=2015年9月2日、中国・首都北京市の釣魚台迎賓館(共同)【拡大】

 【国際情勢分析】

 中国の抗日戦勝70年を記念した軍事パレードに西側の首脳として唯一出席した後、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(63)の支持率は50%超に回復した。中国の習近平国家主席(62)が北朝鮮の指導者ではなく、朴氏をパートナーに選んだ「歴史的提携」だと称賛する論調も目立った。一方で、日米の反対を押し切っての対中傾倒を危ぶみ、外交成果の誇示を「自画自賛」が過ぎるとたしなめる声が上がる。国際社会の見方次第では「自滅の道を進む」との指摘もある。

 「多次元外交に進む礎」

 「天安門の城楼は、特別な空間だ。朝中関係がよかった1954年と59年、金日成(キム・イルソン)主席が毛沢東主席とともに閲兵式を眺めた場所だ」。韓国有力紙、中央日報の日曜版コラム(以下、記事はいずれも電子版、7日)はこう書き出し、「しかし3日、孫の金正恩(ジョンウン)第1書記は城楼に立てなかった。代わって朴大統領が習氏とともにその場に堂々と立った」とつづった。

左派系紙、ハンギョレ「習主席と単独で昼食を囲んだのは朴大統領だけだ」

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