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【東日本豪雨】泥と水の街…難航する不明者捜索 鬼怒川決壊から1日 (1/4ページ)

2015.9.12 07:30

自衛隊のボートで浸水した地域から救出される住民ら=2015年9月11日午前、茨城県常総市新井木町(桐原正道撮影)

自衛隊のボートで浸水した地域から救出される住民ら=2015年9月11日午前、茨城県常総市新井木町(桐原正道撮影)【拡大】

 一面を覆う泥と水。「まさか自分の家が…」。被災者は姿を変えた街を呆然と見詰めた。茨城県常総市の鬼怒川堤防決壊から丸1日が経過した11日、現場では孤立していた住民らの救助が進む一方、捜索は思うように進まない。「無事でいて」と不明者の安否を気遣う家族。東日本大震災の発生から4年半となった被災地でも宮城県で堤防が決壊し、濁流が住宅街を襲った。

 自衛隊など救助急ぐ

 茨城県常総市内では11日、折れ曲がった電柱や大きく壊れた民家、横倒しになって水没した乗用車が点在するなど、街には大きな爪痕が残されていた。

 常総市新井木町地区一帯でも、茶色く濁った水が胸の高さまで覆い、自衛隊や海上保安庁のヘリコプターが逃げ遅れた住民の救助を急いだ。

 地区にある「きぬ医師会病院」では10日深夜から水が押し寄せ、外来などのある1階部分は約1メートルほど浸水。入院患者や職員ら約100人は2階以上に避難し不安な一夜を過ごした。

 病院関係者によると、救出が始まったのは11日午前8時ごろ。約700メートルほど離れた高台から、自衛隊員がボートで次々と患者を助け出した。

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