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ロッキー山脈のくぼみジャクソンホール 厳冬生き抜く野生生物 間近に (1/4ページ)

2015.2.13 13:15

頭で雪を掻き分け草を探すバイソン=2015年1月13日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)

頭で雪を掻き分け草を探すバイソン=2015年1月13日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)【拡大】

  • フランス語で大きな胸を意味する最高峰グランドティトンとバイソン。太古から続くこの地らしい冬景色=2015年1月14日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)
  • 白虹は、霧によって光が散乱され、太陽と反対側の空にできる珍しい自然現象=2015年1月14日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)
  • 霧によって太陽光が遮断された早朝、警戒心の強いビックホーンシープも現われた=2015年1月14日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)
  • 冬季には6000~8000頭ものエルクが山から下りてくるという=2015年1月13日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)
  • ティトン連山の東の麓。濃い霧に包まれるジャクソンホール=2015年1月9日、米ワイオミング州のグランドティトン国立公園(佐藤良一さん撮影)
  • 米ワイオミング州のグランドティトン国立公園

 動物を間近で見ることができる「ウインター・サファリ」が脚光を浴びつつある。

 アメリカ大陸を南北に貫くロッキー山脈の中、そこだけが鋭角にりりしくそびえ立つティトン連山。最高峰グランドティトン(4197メートル)を筆頭に、4000メートル級の山々が織りなす景色は、ロッキー山脈の中でも最も美しいといわれる。名作映画「シェーン」の舞台にもなった。裾野に広がる草原の風景を前にすると、思わずラストシーンで少年が叫ぶ名せりふ「シェーン! カムバック!」と叫びたくなる。

 ティトン連山の東側。地溝谷と呼ばれる地殻変動で生じたくぼみには、西部開拓時代を彷彿とさせる小さな町、ジャクソンホールが存在する。広大なグランドティトン国立公園、イエローストーン国立公園の玄関口でもある。

 冬季は深い雪に埋もれ、餌が乏しくなる山々での生活をあきらめたバイソンやエルク、ビッグホーンシープ(オオツノヒツジ)などの草食系の動物たちは、ここ地溝谷に集まり越冬する。しかし雪山同様に特有の厳しい自然環境が待っている。

濃霧が生む偶然の楽しみ

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