サイトマップ RSS

現代中国人のメンタリティー浮き彫り 映画「二重生活」 ロウ・イエ監督インタビュー (2/3ページ)

2015.1.30 13:30

映画「二重生活」のロウ・イエ監督=2015年1月25日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)

映画「二重生活」のロウ・イエ監督=2015年1月25日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「二重生活」(ロウ・イエ監督)。公開中(アップリンク提供)

 優しい夫、ヨンチャオ(チン・ハオ)とかわいい盛りの幼い娘に恵まれ、夫婦で共同経営する会社の業績も順調なルー・ジエ(ハオ・レイ)。ところが、ヨンチャオにはサン・チー(チー・シー)という愛人がいて、彼女との間に幼い息子をもうけていた。ヨンチャオはずるずると流されるままに2つの家庭を維持していたが、ある日、一夜を共にした女子大生、シャオミン(チャン・ファンユアン)が事故死したことが契機となり、ヨンチャオとルー・ジエの平穏な日々に綻(ほころ)びが生じる。

 当局とのやり取り公開

 実は本作に対しても、当局は修正指導という名の「横やり」を入れてきた。「1つは性描写が激しいこと。もう1つは、ある登場人物がもう1人の登場人物に対し、スコップで13回殴りつける場面が好ましくないとのことでした。当局は『3回』に減らすよう要求しました」とロウ監督。注文がついたのは、公開までわずか40日しか残されていないというギリギリのタイミングだった。

関連場面を3秒間だけカットすることで決着

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ