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【USA! USA!】(6)イリノイ州ガリーナ 米国で一番すてきな小さい街 (1/4ページ)

2014.11.18 11:35

シカゴなど近郊都市やカナダなど、国内外から訪れる観光客でにぎわいをみせるメーンストリート=2014年10月11日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)

シカゴなど近郊都市やカナダなど、国内外から訪れる観光客でにぎわいをみせるメーンストリート=2014年10月11日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • 市内には個性的でかわいらしいショップが並ぶ=2014年10月11日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)
  • トロリーツアーは、市内の観光スポットを巡りながら、運転手のガイドもつく人気のアトラクションの一つ=2014年10月11日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)
  • ガリーナに住む少年ジェイコブ。「ここから眺める景色が好きで、よく訪れるんだ」と教えてくれた=2014年10月11日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)
  • 中心地から車で10分も走れば、トウモロコシ畑が一面に広がる=2014年10月11日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)
  • 醸造所「ブルーム・ブラザーズ・ディストレリー」の蒸溜前のウィスキー。ウイスキーになるまでには、この状態から最低2年以上かかるという=2014年10月10日、米イリノイ州ガリーナ(緑川真実さん撮影)
  • 米イリノイ州ガリーナ
  • 知られざるアメリカを紹介する公式ガイドサイト。ディスカバー・アメリカ(提供写真)。www.discoveramerica.jp

 米ミシガン湖畔の大都市シカゴから車で3時間、人口3500人ほどの小さい街ガリーナが近年、急速に注目度を上げている。ミシシッピ川の支流、ガリーナ川沿いに広がる街には、19世紀の街並みが残る。

 「America’s Best Small Town(米国で一番すてきな小さい街)」とのキャッチフレーズを持ち、昨年1年間で国内外から100万人以上が訪れた。紅葉の美しさでも知られる。

 ガリーナの地名は鉛の一種に由来する。19世紀にフランス人が入植し、その採掘と交易の中心地として栄えた。最盛期には1万4000人の人口があったが、需要の停滞とともに過疎化が進む。危機感を持った街は、1980年代に観光を主な産業としようとかじを切った。

 まずはこの街に住んでいた米国の第18代大統領、「50ドル札の顔」でもあるユリシーズ・グラントの家を博物館に改装した。続いて19世紀当時から残る建物を保存。中心部では建造物の新築を原則として許可しない方針をとった。

 2010年には、街の将来像を考える「2020年ビジョン」検討会が発足、ウェブサイトなどを活用した観光客の誘致活動を強化した。リーマン・ショック後の不景気からも回復、現在はアジアからも観光客が増えている。2016年にはアムトラックの停車駅となる見通しで、駅舎の整備が進んでいる。

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