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「言論の自由」抑圧、稚拙極まりない韓国 公人の“行方不明”批判は当然 (2/4ページ)

2014.10.15 10:30

韓国のソウル中央地方検察庁=2014年10月5日、韓国・首都ソウル(桐山弘太撮影)

韓国のソウル中央地方検察庁=2014年10月5日、韓国・首都ソウル(桐山弘太撮影)【拡大】

  • 産経新聞ソウル支局内で仕事をする加藤達也前ソウル支局長=2014年10月5日、韓国・首都ソウル(桐山弘太撮影)
  • 韓国・首都ソウル

 米国務省のサキ報道官も会見で、この件について質問され、「米国ではプレスの自由を保障している」と述べ、間接的に韓国の対応を批判した。

 国家権力による「報道の自由」への干渉により、メディアが今後権力批判を萎縮するようない事態を招いてはならないという点でメディアの意見は一致している。

 本人の訴えなしで

 そうした状況を踏まえ、本欄ではプレスの自由は何のためにあるのかという原則論からこの問題を再考しておきたい。

 文書として最初に国家や議会の検閲を批判したのは英国の詩人ジョン・ミルトンで、1644年に発刊された著書『アレオパジティカ』にはこうある。

 「真理と虚偽とを組み打ちさせよ。自由な公開の勝負で真理が負けたためしがない。真理によっての論駁(ろんばく)こそ、最善のもっとも確実な反論となる」(岩波文庫)。つまり、「社会的対立点があれば、両者の言い分を公開し、人びとの判断を仰げ」ということだが、今回の韓国の対応について、私たちも心しておかねばならないことがいくつかある。

他人が名誉棄損だと思えば、告発することができる

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