「アルメニア人虐殺」描いた映画上映

　イタリア北部で開催中の第７１回ベネチア国際映画祭で８月３１日、１９１５年にオスマン帝国で起きたとされる“アルメニア人虐殺”を描いたファティ・アキン監督（４１）の「ザ・カット」がプレミア上映された。米メディアが伝えた。

　“虐殺”はなかったと主張するトルコの民族主義者から何度も脅迫を受けたというトルコ系ドイツ人のアキン氏は「芸術は命を危険にさらすに値するものだと信じている」と力強く語った。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）